EXHIBITION
「奥村直樹ノ友達展」
会期 2016年1月28日(木)~30日(土) 72時間
30日にイベント予定
場所 DESK/okumura(東京都中央区東日本橋3-1-8)
参加条件 友達 ※参加者は随時公開していきます
搬入 1月24日~30日 搬出 1月31日(厳守)
搬入搬出は郵送でも可 会期中1日だけ展示も可
禁止事項 火気 建物の外観を大きく壊す行為 警察沙汰 大きすぎる音(60デシベル以上) 友達らしからぬ態度
こんばんは。奥村直樹です。
この度DESK/okumuraで「奥村直樹ノ友達展(OKMR’s Friends)」を開催することになりました。
「友達展」ってだいたい内輪ノリでつまんなくて嫌いだけどDESK/okumuraやってたらかっこいい友達がいっぱいできちゃったから、満を持して「友達展」やります。
奥村直樹を友達だと思う人はみんな何かしらの好きな方法で展示に参加してもらいます。
作品、パフォーマンス、音楽、販売、料理、バー、トーク、イベント、なんでもいいよ。ただ居るだけでも。
これが終わったらDESK/okumuraはこの場所から離れます♡
2015年12月末 奥村直樹
搬入設営搬出に関して
搬入 1/24~30
1月24日~30日まで搬入を受け付けています。
できるだけ27までに搬入を済ませていただけると助かります。
梱包材等設営のときに出る荷物は基本持ち帰りとします。郵送の方の梱包材はこちらで預かり搬出の際の梱包にそのまま使います。
(24日以前にも作品を受け取ることはできますが、会場では23日まで別の展示が行われているので設置はできません。立体作品などで一辺2m以上のものも24日以前はご遠慮願います。)
〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-1-8 DESK/okumura「奥村直樹ノ友達展」
設営 1/24~27
24〜27の間に奥村が行います。何か指示がある場合は搬入までにご連絡ください。
設営の期間中にDESK/okumuraに来れる場合はその場で設置場所等の相談ができます。
(24、25は会場準備で26、27が作品設置という日程になりそうです。)
ただ、指示を頂いても出展者多数なのでスペースとの都合上、どうしても指示通りに設置できない可能性もあります。申し訳ないですがそこはご了承ください。
カオスな展示はできるだけ避けたいですね。
※24~27の間で設営を手伝っていただける方を若干名募集しています。お暇な方、よろしくお願いします。
搬出 1/31厳守
1月31日までに物件から退去しなければならないので、搬出は1月31日厳守です。
31日以降は作品を預かることのできる場所がありません。
1/16~23
「ムムターズの家」
立岩有美子 個展
立岩有美子の「ムムターズの家」を開催致します。
これは、この次元と別次元についての展覧会です。
ムムターズとは何か?
それは昨年、ネット上で少々話題になった、パキスタンの動物園に棲息する人面動物のことです。
その姿を見て、イスラムにもパキスタンにも興味を持ったことはありませんでしたが、
私は「ムムターズ」の作品を作らなければ、と思いました。
直感というものです。
DESK/okumuraという奥村君の家を借りる形となりましたが、この1週間はムムターズの家となります。
皆さま気軽な気持ちで、少し見に来てくださると幸いです。
こんにちは、熊倉涼子です!
ポップでキュートな企画をまたまた考えました。
みんなで一緒に盛り上がりましょう☆
日時:12/12(土) 19:00〜
(当日の昼間に会場準備と食事の準備を集まれる人で行う予定です。そちらも是非ご参加ください。準備参加の方にはいいことあります☆)
会場:DESK/okumura (東京都中央区東日本橋3-1-8)
都営新宿線馬喰横山駅A3出口より徒歩3分
(馬喰町、東日本橋、人形町からも行けます。)
定員:たのしく参加する方は20人くらいまで。見学はいくらでも。
会費:1000円
その他持ち物あり
たのしい参加の仕方:
12月の頭くらいに招待状をお送りしますので、よろしければご住所をお教えください。
都合がつけば都内であれば手渡しも可能です。
招待状には持ち物や当日の詳細について記載します。
当日の予定がわからないという方、前日くらいまではキャンセル可としますので、迷ったらとりあえず受けとってください♡
見学の仕方:
ふらっとお立ち寄りください。
一応プログラムが組んでありますので、なるべくなら最初からいた方が楽しいです。
よりお楽しみ頂けるのはたのしい参加の方だと思いますので、是非是非ご検討ください。
会場キャパの関係上、あまり多くの方には招待送っていませんが、基本的にどなたでも参加可能です☆
よろしくお願いします!
11月展:榎本浩子「新しい朝がきた」×良知暁「untitled」
http://ca-mp.blogspot.jp/2015/11/11.html
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11月の一日だけの展覧会。
会期:2015年11月29日(日)12:00~21:00
企画:CAMP
11/20~22
合宿20.21
展示22 12:00~
「絵画・運動(ラフ次元)」
参加者:布施琳太郎、多田恋一朗、村松大毅、磯村暖、都築琢磨
これは絵画合宿です。今回、ボクたちは1人1つずつの絵画プログラムを持ち寄ります。そのプログラムを通して制作される絵画作品計5枚を各人が2日で完全に完成させ提出します。これはシンプルな絵画・運動です。つまり過去の絵画運動のような指向性を持ったものではなく、よりラフで真伨な行いです。丹念に準備された課題と向き合い制作の場を共にする中で各々が創発され絵の在り方を模索できればと思います。合宿の成果として並ぶ25枚の絵画をお楽しみに。
(プログラムや合宿の進捗については随時参加者のツイッターにて発信されますので三日目の成果発表と合わせてご覧下さい。)
■11/22 18:00~20:00
関連イベント「絵話(かいわ)」OJUN(東京芸術大学油画専攻准教授)× 花房太一(アートコメンテーター)
流れ
1日目
9時 集合、課題説明、制作の準備
11時 キャンバス配布、制作開始
13時 昼食
14時 制作開始
21時 お絵描きラフ飲み会(外部からの参加も自由)
2日目
7時 起床、体操、朝食準備
8時 朝食
9時 制作開始
13時 昼食
14時 制作開始
21時 制作終了、お絵描きラフ飲み会(外部からの参加も自由)
3日目
7時 起床、体操、朝食準備
8時 朝食
9時 展示作業開始
12時 展示作業完了
13時 成果発表開始、一人一つずつ絵画イベントスタート
16時 イベント終了、引き続き展示
17時 レセプションパーティスタート
18時 講評会(OJUN、花房太一)
22時 合宿終了、記念撮影
10/22~25
平日22.23 13:00~20:00
土日24.25 11:00~20:00
『アイドルの夜』展
な春夏秋冬な(さとうななこ)
宏美
この展示は、7月に作家さとうななこの自宅で行った2人展(さとうななこ・宏美)
「アイドルの終わりのための手紙をめぐる物語」展の続編となる展示です。
http://s.ameblo.jp/stnnkjpg/entry-12048866694.html
アイドルそのものよりも、萌え→カワイイ→エモい文化としてアイドル文化に巻き込まれながら
制作した作品を展示します。
きてくれた人が、自分にとっての「アイドル」的なものについて語りたくなるような空間にしたいです。
よろしくお願いします(U 'ᴗ' U)
■10/23金曜日
18:00~
オープニングパーティー「メイドがいるゆるい飲み会!」
1階カウンタースペースでのバー形式でオープニングをやります!◎無料
■10/24土曜日
17:00~
交流会「むぅむぅ定食ジャック」
やおきさんと宏美さんのサークル「むぅむぅ定食」で、栄養のある食べ物をふるまうイベントです!
9/21.22[月・火(祝日)]
11:00~22:00
ロジカル・アート・スクール
第1回グループ展
"situation"
主催:島袋八起
出展者:
かじもとさん
河村修一
古閑慶之
小城開人
the 8R
布施琳太郎
かえれちゃん
Marks Neralt
http://logical-art-school.com/
・オープニング/クロージング
オープニング:9/21[月]18:00~
クロージング:9/22[火]18:00~
・花房太一☆飯盛希の激アツ講評会
9/21[月]19:00~21:00
気鋭の若手批評家花房太一氏と飯盛希氏をお招きして、講評会を開催します。
・かえれちゃんのライブペイント
9/21[月]15:00~16:30
9/22[火]15:00~16:30 ※小城開人との共作
これまでpixiv、Twitter、コミティア等で活動してきたかえれちゃんの満を持しての初展示となる本展。
初展示にとどまらず、初ライブペイントにも挑戦します。二日目は小城開人との共作です。
・小城開人@ライブ今日の自画像
9/21[月]11:00~22:00
9/22[火]11:00~22:00 ※15:00~かえれちゃんとの共作
自画像を拡張する連作「今日の自画像」を自身のTwitterで発表している小城開人が、
「ライブ今日の自画像」と題して、会期中の二日間に会場で10点の「今日の自画像」を制作し、その場で展示します。
ロジカル・アート・スクールのグループ展 “situation” を馬喰町/馬喰横山のDESK/okumuraにて開催します。
本スクールは、アート・コレクターの島袋八起が私的に立ち上げた教育機関です。
一般的なアート活動を時系列で並べると、以下の手順で図式化することができるでしょう。
・着想・制作
・展示
・アーカイブ
すなわち、まず過去の知識と経験に基づき着想を得て、技術と研究に基づき制作を行う。次に現在の思考と表現の成果として展示を行う。そして未来から参照されるために、展示と作品を整理し意味づけをするアーカイブを行う。
これらの知的活動はひとりの作家内でのみならず、小さなアート・サークルや、社会的事業の規模でも役割を分担しながら、日々行われています。
アート・シーンにコレクターとして入り込んでみると、この各ステップでは「ことば」を媒介にした思考とコミュニケーションが思った以上に行われていることがわかります。たとえばアイディアを熟させるために人に相談し、歴史を学び、事実について調査を行いますし、アイディアを実現するために必要な技術を身につけ、人に依頼します。制作や展示の意図を展示の来場者に説明し、それらを関連づけアーカイブする。
本 “situation” 展では、これらの活動の中でも特に作家による「ステートメント」に注目し教育・発表を行います。
教育・訓練の途中成果であり、現段階では作品の制作方法や作品の構造を変化させるまでには介入できませんが、まず作家と作品、そして展示が「どうなっているのか」をご説明できるように準備し、皆さまのご来場をお待ちいたします。
かじもとさん / Kajimoto San
2011年Twitterを開始する。
電子音楽レビュー誌発行サークル「DAIM」にレビュワーとして所属。同サークルで発行、頒布される同人誌『DAIM Append』の編集、執筆にも関わる。
島袋八起主宰の批評サークル「フミカレコーズ」所属。3冊の同人誌、2枚のフリーペーパーの編集、執筆に関わる。
ブログやTwitterで、Web上に点在する音楽の発掘と紹介を主な活動としている。
また、批評にも関心があり、ロジカル・ライティングのスキルを身につけるためにロジカル・アート・スクールへの参加を決意した。
http://quasimoto-san.hatenablog.com/
河村修一 / Kawamura Shuichi
専門学校でグラフィックデザインを学び、AIT( Arts Initiative Tokyo )で現代美術を学ぶ。そして現在。
古閑慶之 / Koga Keisi
1995年奈良県生まれ。東京芸術大学先端芸術表現科在籍
取手市新町に共同アトリエ「コガハウス」を設立し、現在家主をしている。
主に自身の家族をモチーフにリサーチを中心としたアプローチで制作を行っている。
「私とはなにものなのか」という疑問の答えを探すべく生きているが、最近「未来はどこにあるのか」という疑問が浮かび始めた。
今回が初展示
小城開人 / Kojo Kaito
1995年千葉県生まれ。2015年東京芸術大学先端芸術表現科入学。twitterで毎日を目標に「今日の自画像」の発表をしています。
https://twitter.com/kiriinn/
the 8R / the Eight R
2015年結成。ペインター、クリティック、シンガーソングライター、マンガ描きなどを擁するアーティスト集団。今回が初の展示となる。
https://www.facebook.com/the8rcrew/
https://twitter.com/the8rcrew/
布施琳太郎 / Fuse Rintaro
1994年東京生まれ、東京芸術大学油画専攻在籍
自分の人生という物語、その物語の超越化と展望を試みている。現代における世界認識の実感を「世界」と名付け、それを(リブログ)(メタテクスチャ)という表象方法によって提示する。今回はこれら概念の説明と同時に作品を通してその有意義性を実証していく。
https://twitter.com/RINTARO1123/
http://rintarofuse.flavors.me/
かえれちゃん / kaere chan
1991年生まれ。東京都出身。絵と漫画を描いて、2000年代前半の萌えを表現しています。
2014年コミティア110に初参加
2015年本展が初の展示
https://twitter.com/mahowokakete/
Marks Neralt
ブラックミュージックのカルチャーに影響を受け、ジャンルの枠を超えてアート活動に従事。
8/23(日)
16:00~
ロジカル・アート・スクール
第1回グループ展"situation"
プレゼン大会
第1回グループ展"Situation"の出展者によるプレゼン大会を、DESK/okumuraにて開催します。古閑慶之、the 8R、布施琳太郎の3名が、自身がどんな作品を出展するつもりなのか、熱くかつロジカルにプレゼンテーションします。
ゲストとしてTYM344さん、新井五差路さんが来場予定。無料で観覧いただけるほか、Ust配信を行う予定です。
6/12~7/12
16:00 - 21:00 [火・水・木 休廊]
「退廃藝術展2015」
出展者:
市川哲也・熊倉涼子・佐藤史治・新宅睦仁・原口寛子
企画:entaku kikaku (三原回)【http://mihalab.jp/entaku.html】
・オープニングパーティー
&アーティストトーク
6/13(土)18:00-
参加費:投げ銭制
・トークイベント
「Dr.ゴロー学歴診療所」
6/19(金)19:00-
参加費:投げ銭制
ゲスト:村山悟郎(アーティスト / 美術博士 [東京藝術大学])
司会:飯盛希(批評家志望 / 東京大学大学院総合文化研究科修士過程在籍)
患者:三原回(entaku kikakuディレクター / 平成27年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程不合格者)
・佐藤史治+原口寛子
「おやゆびをあつめる」
6/20(土)他、作家在廊時
参加費:無料
出展作家の佐藤史治と原口寛子によるユニットでの継続して続けているプロジェクト。映像素材収集のための小さなワークショップ。
詳しくは会場で作家にお声がけください。
・熊倉涼子 公開ドローイング
作家在廊時
会期中会場でドローイングを随時行なっています。作家は主に夜間在廊予定です。
市川哲也 / Ichikawa Tetsuya
1989年福岡県生まれ。2014年多摩美術大学工芸学科陶専攻卒業。
個展:2009年cafe and bar gigi(福岡)、2014年GALERIE SOL(銀座)。
グループ展:2012年「ごみたま動物園」八王子東急スクエア(東京)、「プラス展」多摩美術大学、2013年「たまびやき」ギャラリーなつか(東京)、2014年「摩美術大学美術学部卒業制作展大学院修了展」多摩美術大学(東京)、「アンデパンダン展」3331 Arts Chiyoda(東京)。
http://tutima.web.fc2.com/
熊倉涼子 / Kumakura Ryoko
ペインター。2014年多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業後、絵画を中心に作品を制作し、活動中。
主な展示に「That I shall say good night till it be morrow.」(新宿眼科画廊 /2014)、「吉原芸術大サービス〜春一番〜」(旧吉原地区 /2014)、「PLANET
JAM」(MASATAKA CONTEMPORARY/2014)、「Asia Week New York」(Bernarducci Meisel Gallery/2015)など。
http://kumakuraryoko.tumblr.com/
佐藤史治 / Sato Fumiharu
1989年奈良県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科を修了後、都内某文化施設に勤務し、展覧会やワークショップ、地域プログラムの企画・運営に従事。また、墨田区押上にオルタナティブ・スペース「あをば荘」を2012 年に設立。その後、住みながら企画・運営に携わり、現在は主にお留守番を担当している。
一方で、個人的に関心を抱く特定の他者(恋人、父親、親族など)との関係を軸にしたリサーチから、人類や歴史、社会のあり方について、自分なりに理解するために作品を制作・発表している。
また、特定の他者への関心の延長から、佐藤史治 + 原口寛子というユニットとしても活動している。これまでに東京都を始めとして、茨城県水戸市や徳島県佐那河内村などで滞在制作を行なう。
http://awobasoh.com/?p=646
新宅睦仁 / Shintaku tomoni
1982年広島生まれ。2005年九州産業大学芸術学部美術学科卒業、2013年新宿調理師専門学校調理師本科卒業。
食物をモチーフに作品を制作している。牛丼やカップヌードル、コンビニ弁当等の卑近な食べ物を用いて、現代の状況をクリティカルに、単純明快かつシニカルに表現することを試みている。
主な作品に、「牛丼の滝/カップヌードルの滝」シリーズ、「コンビニ弁当の山」シリーズがある。
http://tomonishintaku.com/
原口寛子 / Haraguchi Hiroko
1989年北海道生まれ。主に影や鏡像を扱ったアニメーション作品を制作。
「現象としての映像」と、それを「見ること」の関係性に興味がある。
また、2011年より佐藤史治+原口寛子としても活動し、主に映像インスタレーション作品を制作・発表している。
http://hirokoharaguchi.jimdo.com/
特別展示:吉田諒 / Yoshida Ryo
1987年東京生まれ。2011年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業 。主な個展:2012年「朝を待つための」(22:00画廊 / 東京)、2010年「水素結合 / hydrogen bond」(ギャラリーきゃべつ畑 / 神奈川)。主なグループ展:2014年「湿地」(22:00画廊 / 東京)。
http://yoshidaryo.tumblr.com/
この度entaku kikakuはドイツ退廃芸術展* のタイトルを拝借し、過去数年の東京藝術大学大学院の入試不合格者たちによる「退廃藝術展2015」を企画します。
かつての退廃芸術展がその開催意図に反して貴重な歴史的展覧会となったように、何らかの基準によってはじかれた藝大大学院不合格者たちを集めた展覧会の中から、後のアートシーンを牽引する存在が生まれる可能性も大いにあるでしょう。
そもそも大学学部を卒業し、プロフェッショナルとして活動を行っている藝大大学院不合格の彼らは、合格者たちよりも劣っているのでしょうか。多くの人は紋切り型の慰めを込めて当然それを否定するでしょう。では、なぜ毎年数えきれないほどの若者が藝大大学院を受験するのでしょうか。
本展は不合格者たちの傷の舐めあいの場でも、もちろん藝大批判の場でもなく、日本のアートシーンに暗黙のうちに横たわる学歴ヒエラルキーを直視し、アートの優劣とは、作品の評価とその作者の経歴は如何に干渉しあうのか、それらをもう一度考え直す試みです。
− 三原回(entaku kikakuディレクター / 平成27年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程不合格者) −
* かつてナチスドイツによって国威高揚のために開催された大ドイツ芸術展。それと対をなすように開催された退廃芸術展では、美術館から押収した当時のアヴァンギャルドな作品を害毒であるとして、精神病患者の描いた絵画や身体障害者の表情や四肢との視覚的類似点などを指摘し、それらの写真資料などと並列する見せしめのための展覧会を行った。1937年の第1回展を皮切りにドイツ各地を巡回したこの悪意のこもった展覧会は、ジョージ・グロス、マルク・シャガール、マックス・エルンストなど今振り返ればモダニズムを代表するそうそうたる顔ぶれの作品が展示されていた。
http://mihalab.jp/entaku/information.html#taihai
6/3
19:30~
「カレーバトルロワイアル2」
コーディネーター:mikibar
カレー:
Sippoterry(spicefood creater)
vs
奥村 直樹(junkfood eater)
展示:三原 回
司会:JOYCE
参加費 1,000円
参加自由
5/12
11:00入場 様子をみて開演
パフォーマンス
熊倉涼子
「死を数える」
DESK/okumura企画
【DESK/takenouchi】
竹之内佑太
「デュアルコアストリーミング」
DESK/okumuraは焼き物を用いた制作を続けている竹之内佑太という作家に対して、2日間ドローイングを続けるという公開滞在制作を要求する。
DESK/okumuraはオルタナティヴスペースであるが、奥村直樹の生活空間でもある。入り口に鍵は無い。
2日間の公開滞在制作において、場の解釈、制作方法、制作態度すべてを作家に任せる。
ただ、DESK/okumuraは場として常に作家を攻撃し続けるだろう。
リハーサル | リハーサル | |
---|---|---|
リハーサル |
公開制作を終えて
竹ノ内佑太の文章
①DESK/okumura(以下desk)という場からの攻撃について。
個人的な感想を述べると、私は場に対してイニシアチブを取ることは出来なかった。これは奥村直樹と竹之内佑太の勝敗の話では無く(別に竹之内の負けでも良いが)、場による制限の質の話である。
場による作家への制限を測定したかったであろう奥村直樹にとって、この制限の質がどのようなものなのかを私なりに解釈する。
deskによる制限は企画画廊の速度制限と、貸し画廊やオルタナティヴスペースなどのような事故をしたら自己責任というプレッシャーだけでもない。その両方の制限に加え、『整備されているのに酷い道』のような不自然な趣きとユーモアがある。
この場所には両方の制限があると述べた。企画画廊としての側面を際立たせれば、場所代が無償であればあるほど、この場所が事故物件として影響してくる。企画画廊の割に何も整備されていない獣道であるだけでなく、deskに蓄積された悪意とも遊び心ともとれる半自然現象が起きるからだ。
また、もう一つの側面である貸し画廊やオルタナティヴスペースとしての性質、これによって、作家にはある責任が付与される。『自由にしていいかわりに、面白くせねばならない』という根本的な自己責任論である。しかし、貸し画廊でありつつも企画画廊であるからこそ、その自由のあり方が極めて難解な部分に至る。自由である事が、この展示にとっての最大の制限になってしまうのだ。言い換えれば『自由にならないけれど、面白くする責任は負ってもらう』という二重の責任があるとも取れる。
マンパワーがあればこの場を難なく走り抜けられたかも知れないが、走り抜けた先に待つ『場に対してのイニシアチブを持てても、それほどの価値は無い』という事実もある。この場所で成功させても金銭的な価値や、名誉としての価値があるわけでもない(悪口ではない)。これが、最初に述べた、イニシアチブの有無が勝敗の話ではない理由である。
攻撃の性質は制度としての場だけではなく、場の提供者、すなわち奥村直樹によるものも加味される。これが、この場所が第3の場所であるということである。確かに、企画者が理想の場や展示にするために口を出すところはあるので、そういった類の場所と考えても良い。ただし、こう言った場所は場としての価値が確立している以上、新たな意味付けや価値付けを嫌う。積極的な制限と消極的な制限があるとすれば、いわゆる口出しギャラリーは消極的な制限(あれはダメこれもだめ)を行うのだ。しかしdeskの与える制限は展示者に対して様々な選択肢を提示する積極的な制限(提案)である。なんなら、展示そのものの配置にも口出しならぬ手を出す。つまりdeskによる積極的な制限というものは、企画者がいつの間にか展示者にすり替わろうとする運動、という事なのだ。
なにもこれは展示を奪う事が目的ではないのだが、そうした運動がdeskに内在しているという点が、deskの特異性なのだろう。この運動によって、展示者は否応なく『現実』や『自然』に引き戻され、『自分とは何か』を問い続けることになる。
②場とのやりとりかつ自分とのやりとりについて。
そこで最低限、展示者は自分を保たなくてはならない。私がこの展示者である以上自分を失ってしまっては私が展示した意味が無くなるからだ。筋書きに対しての理想形を捨て、自分のスタンスの構造(骨組み)を明確にする事が要だった。
最初から想定していたもの、途中で纏まったもの、結果的に見えたものも含め自分のスタンスは、
⑴流動するものには抗わず、その配置を考える。(イレギュラーを楽しむ)
⑵拡散するものには制限としての求心力をかける。(内へのベクトル)
⑶飽和したものには、流動をかける。(外へのベクトル)
というところだ。
落石を楽しむ。川岸に乗り上げたら舟を戻す。流れが止まった水たまりに入ったら舟を漕ぐ。
この文章は自分なりのdeskというストリーミングに対しての虎の巻なのだろうか。はてな。
竹之内佑太
竹之内 佑太
http://www.za.ztv.ne.jp/x5n8mgem/index.html
1989 三重県生まれ
2014 多摩美術大学美術学部工芸学科 卒業
展示歴
2002「ヒーロー伊藤スタジオ美術研究所作品展02」三重県立総合文化センター、三重
2003「ヒーロー伊藤スタジオ美術研究所作品展03」三重県立総合文化センター、三重
2004「ヒーロー伊藤スタジオ美術研究所作品展04」津リージョンプラザ、三重
2006「ヒーロー伊藤スタジオ美術研究所作品展06」三重県立美術館、三重
2007「ヒーロー伊藤スタジオ美術研究所作品展07」三重県立美術館、三重
2008「Gallery one day展」Gallery one day、三重
「ヒーロー伊藤スタジオ美術研究所作品展08」三重県立美術館、三重
2009「フルテル展」Gallery one day、三重
2011「夢ビエンナーレ 入選作品展」八王子夢美術館、八王子
2012「Breath part-1」多摩美術大学 情報デザイン棟・芸術学棟ギャラリー、東京
「Breath part-2」BankART Studio NYK ? Mini Gallery、横浜
「循環の間」多摩美術大学 イイオギャラリー、東京
2013「美大ラグビー部員による美術展」カンバラビル5F、上野
「TETSUJIN工房」多摩美術大学 イイオギャラリー、東京
2013「第49回 神奈川県美術展」神奈川県民ホール、横浜
個展
2013「[Playing CeRa-陶遊展」アートギャラリー石、銀座
受賞歴
2008 津市美術展覧会 津ロータリークラブ会長賞
2012 みずなみ陶土フェスティバル 審査員特別賞
2013 多摩美術大学芸術祭 審査員特別賞(「TETSUJIN工房」)
同上 混合学科賞(「TETSUJIN工房」)
3/17 18 . 3/26~4/1
12:00~19:00 最終日のみ11:00~15:00
小松葉月「小松葉月 個展」
小松 葉月
1991 神奈川県生まれ
2014 多摩美術大学工芸学科陶専攻在籍
2012
「五美術大学交流展」 武蔵野美術大学
2013
「五美術大学交流展 社会CONNECT美大生」 伊藤忠青山アートスクエア
「つむぎ展」 新宿ギャラリー 「めまい、」 原宿ギャラリー
「Atami Art Week」 熱海松坂屋元寮 「Relation A」 アートコンプレックスセンター
「THE SWEET HEARTS」 ターナーギャラリー
2014
「the aggregate/phobia」 Art Center Ongoig
「たまびやき 第6回 工芸学科/陶/選抜展」ギャラリーなつか
「第17回岡本太郎現代芸術賞」 特別賞受賞
2/28〜3/7
奥村直樹《佐々瞬「とある日のこと(箱を開ける)」》
4/22 23
24h